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国際宇宙ステーション(ISS)の「きぼう」日本実験棟を利用して実施する「簡易曝露実験装置(ExHAM)」の有償利用について通年で公募しております。
ExHAMは、「きぼう」の船外実験プラットフォームを使って、より簡易に材料曝露実験や微粒子捕集実験を行うための装置です。
ExHAM本体は軌道上(高度約400kmのISS軌道)にあるものを利用します。搭載サンプルは船内貨物として打上げ、「きぼう」のエアロックで船内に取り込んだExHAMに取り付け、エアロックを通じて船外に出し、ロボットアームで設置場所まで運んで設置します。一定期間曝露後は、同じくロボットアームとエアロックを使って船内に回収し、搭載サンプルのみを地上に船内貨物として輸送します。船外への設置イメージを、図1及び図2に示します。
ExHAMは、我が国の宇宙産業の国際競争力強化や信頼性向上、科学的なデータ取得等に貢献することを目的としています。また直接宇宙空間に曝露した搭載サンプルを地上に持ち帰り、評価/解析ができることを特徴としています。
高度約400kmのISS軌道の主な特徴は以下の通りです。
環境条件 | 特徴 |
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(1)微小重力 |
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(2)大気 |
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(3)プラズマ |
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(4)電離放射線 |
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(5)電磁波 |
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(6)メテオロイド デブリ |
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(7)熱 |
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募集要項・提出書類は以下からダウンロードください。
(1)募集要領 [PDF: 913KB]
(2)提出書類 [Word: 34KB]
当面の実験機会として、以下について募集致します。
○ExHAM1号機 第6回実験候補テーマ(2020年7~8月実験開始予定、約1年間曝露)
応募〆切: 2019年8月30日(金)17時まで
以降の実験機会につきましては、順次本HP上にて周知致します。
選定結果は、応募〆切後1~2ヶ月後を目処に、JAXAからの電子メールでご提案者本人に直接お知らせ致します。
実施に際しては、ご提案者とJAXAとの間で利用契約(受託契約)を締結させていただきます。ご不明な点は、下記のお問い合わせ先までご連絡ください。
(1)受託契約書【雛形】 [PDF: 377KB]
提出書類は電子メールに添付し、下記アドレスまで送付ください。また、募集全般に関してご不明な点は遠慮なくお問い合わせ下さい。
E-mail:
JAXA きぼう利用センター ExHAM有償利用テーマ募集担当 宛
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